京つう

日記/くらし/一般  |洛北

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2008年10月29日

その水の色を観察いていたら平然とした雰囲気で色が変化していった。
あくる日も変わってしまい、どうやら一つのことに落ち着く気配など微塵も感じさせない。
イカの風味が損なわれた乾燥物の乾きものの類をかみ砕き、
そのうち以前に噛み砕いていた頃のような味がもう一度再び唾液と共に、
現われてくるのだろうと、ほんの少し淡い期待をしていたのもの束の間、
その期待を大きく裏切るかのように、噛み砕くことだけで終わってしまっていた。

池の水の味は常に変わっていく期待を背負っている。
どうしてそういう味を理解されようとするのかは、誰も知る理由がなかった。
乾燥しきってしまった空気の下に存在している池は特に普段と変わらないような感じを
受けて入れてしまう。

どうやら何事もなく、それをただ信じきったふりだけをしているに違いない。
画鋲で開いてしまった穴をゴミくずの中から、その穴を埋めるためのものを探し出すが、
どうやら明日にはその穴も埋めれると楽観していた。
翌日には塞がっているものと大きな錯覚をして恐る恐る見てみるつもりだった。
だが結局それもどうでもいいこととなってしまい、そんなこともしないで渋くて緑色とは思えないほどの
深い色をしたお茶を啜っていた。

苦味だけが残るのも、それだけを残したいように啜っているわけじゃなく、
そういう味わいと一つになりたい願望から生まれてきているのではないかと果てしない感覚を得ようとしてみた。
埃だらけの甘い言葉には誇りだらけと錯覚しているから嫌悪が出てくるのかもしれない。
いつになくその甘い融資の言葉を租借するように胸に染み込ませて、
敢えてそれから排泄をすることの繰り返し。
其のたびに水道代と紙代がかかるということもなく、
ぶっきらぼうに通り過ぎるためだ。

一つの誘いと、その裏にある一方的な野心とは深い関わりがあるようで、
実は全くないことは今となっては終わってしまった誰も興味も沸かないニュース内容と
変わらないのではないだろうか。
ダイレクトメールでは毎日のように融資するというような事柄が記された消費者金融の類の
チラシが投かんされているみたいだ。

銀行からの借入はいつになく渋い状況かというのなら、そういったところから借りるというのが
無難なことなのかというとそうでもないらしい。
それは金利というものがあるからなのはいうまでもない。
キツい厳しい取り立ての恐怖からなのかといえば、そういうものでもなく返済計画が立てられるかどうかが
大事なのだろうと思える。

中小企業が倒産を繰り返すのも、今に始まったことでもなく上場企業の経営破たんも最近では珍しいこともない。
そういう視点からも零細企業の財政状況は資金難に陥ってしまうことも常識的なことなのかも。
ビジネスローンを利用している会社があるとしても、なんら不思議はない。
事業者にとって大切なのは何事をするにしても資金ということになるのも頷ける、
だがそれにばかりとらわれていくことに於いて、新しいビジネスが誕生するとは限らないところが
難しいところなのではないだろうか。



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